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「せっかく新NISAでS&P500やオルカンに投資したのに、最近どんどん下がってる!」
「このままじゃ、まずい!どうしたらいいの?」
答えは簡単!「何もしない」が正解です。
私の場合も、2025年3月2日時点で、1週間前から見ると評価額が50万円下がりました。
ですが、なにも気にしてはいません。
なぜなら、インデックス投資は「長期・積立」が基本だからです。
短期間の下落なんて些細なもの。気にする必要はありません。
今回の記事では、インデックス投資で一番難しい「持ち続けること」について解説してきます。
暴落が怖くない理由
インデックス投資は暴落を繰り返しながら、最終的に右肩上がりになる
みなさんは、年利シミュレーターのグラフを見たことがありますか?
以下のようなグラフです。

ですが、実際はこんなに綺麗なグラフにはなりません。
過去のデータ通り推移するのであれば、このような形になります。

上がったり、下がったりを繰り返しながら、最終的には右肩上がりになっていきます。
なので、多少下落したところで気にする必要はないんです。
ここで売らずに持ち続けること。それが一番大事です。
インデックス投資は、長期・積立が前提
インデックス投資は、今すぐに使うお金を増やす手段ではありません。
将来のために、20年、30年かけてコツコツ積み立てていくのが基本です。
この「長期・積立」の考え方があるからこそ、暴落を恐れる必要はありません。
なぜなら……
- 市場は短期的に下がることはあっても、長期では成長してきた
- 暴落したときに焦って売ると、回復のタイミングを逃してしまう
- ドルコスト平均法(積立投資)なら、高値でも安値でも買い続けられるので、最終的に利益が出る確率が高くなる
つまり、 「長期投資なら、暴落しても持ち続けることが成功のカギ」 なのです。
だからこそ、積立投資の設定をしたら、 証券口座を頻繁に見ずに放置するのがおすすめ。
短期的な下落を気にする必要がなくなるし、感情に振り回されずに済みます。
投資の本質を理解すれば、不安はなくなる
暴落が来ると不安になるのは、「この下落が本当に一時的なのか?」と考えてしまうからです。
でも、投資の本質を理解すれば、 「市場の波に流されず、持ち続けることが大切」 だと確信できるようになります。
そこで、長期投資のプロたちが書いた 「暴落時にもブレない投資マインドを学べる本」 を紹介します。
- 『敗者のゲーム』 → 市場を予測せず、ただ市場に居続けることが成功の秘訣 という考え方が学べる。
- 『JUST KEEP BUYING』 → 「投資の成功は、ただ買い続けることにある」 とシンプルに解説。
- 『ほったらかし投資術』 → 「長期投資はシンプルに続けるだけでいい」 という究極のインデックス投資の考え方。
この3冊を読めば、 暴落時に「何もしないのが正解」と確信できるようになるはずです!
暴落中にするべきことは?
何もしないのが正解!
暴落したところで、何もする必要がありません。
ここで売ってしまうと、損をしてしまうだけになります。
このまま持ち続けることにより、暴落が終わって逆にどんどん上がっていく可能性もあるからです。
むしろ、積立つづけるべき
値段が下がるということは、むしろ安く買い増しできるチャンスなんです。
積立は常に続けるものです。なので、
「今月はオルカンの値段が下がってる!安く積立できてラッキー!」と考えましょう。
安くなったときを狙って買う必要はない
「安くなったときだけ買えば、お得に買えるじゃん!」
「積立設定なんか解除して、安くなったときに一括で買ったらいいじゃん!」
そう思う方もいるかもしれません。
たしかに、安いときに大量購入できるのであれば、それが一番良いです。
しかし、どの時点で一番安くなるかは、プロでも見極めることができないんです。
「一番安いと思って大量購入したら、もっと安くなってた…」
「もう少し安くなるだろうと待ち続けたら、値段が上がり始めた…」
こうなる確率が高いんです。
プロでも見極められないことを、私たち初心者に判断できるわけがありません。
なので、基本はどんな時でも積立で購入し続けるのがおすすめです。
必ず右肩上がりになるとは限りらないが、長期では成長してきた
もちろん、S&P500やオルカンが未来永劫、右肩上がりを続けるとは限りません。
投資の世界に「絶対」はなく、過去のデータはあくまで参考にすぎません。
しかし、S&P500の100年以上の歴史を振り返ると、長期的には成長してきた事実があります。 短期的には暴落もありますが、10年・20年単位で見れば、ほとんどの局面でプラスになっています。
投資の本質は、「リスクを受け入れながら、世界経済の成長の恩恵を受けること」です。 もし「絶対に損をしたくない」と考えるなら、投資をしないのが正解です。 しかし、それでは資産形成のチャンスを逃すことにもなります。
だからこそ、「短期の下落に惑わされず、長期で持ち続けること」が重要なのです。
まとめ:どんなときでも持ち続ける
暴落が来ても焦る必要はありません。
- そのまま持ち続けるのが正解!
- 短期的な利益・損益には振り回されず、長期的な視点で見ることが大事
今後、大暴落がおきたとしても、10年後に振り返ったら「ただの通過点」になっている可能性が高いです。
リーマンショックやコロナショックのときも、持ち続けた人が最終的に利益を得ました。
逆に、狼狽売りしてしまうと、その後の回復の恩恵を受けられません。
投資は短距離走ではなく、マラソンです。
多少の坂道があっても、それを乗り越えれば資産は成長していきます。
だから、焦らずコツコツ積み立てを続けることが最も重要です。
結局、新NISAで最も重要なのは「続けること」。それだけで大丈夫です!
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